朝日新聞vs産経新聞・海上自衛隊入隊のお祝い (平成17年3月11日)

 昨日の島根県の「竹島の日」制定に関しての朝日新聞朝刊の社説『草の根交流を損なうな』には呆れた。
 具体的には、「竹島への想いを込めた『独島われらが土地』という唱歌を知らない人はまずいない。昨年は、竹島の姿をあしらった新たな記念切手が発行された。竹島は『日本による侵略の犠牲地』であり、戦後の民族自立の象徴となっている」などと韓国側の主張を詳しく説明し、対立を「ことさらあおり立てて、どれだけの得になるのか」と書いています。
 どこの国の新聞か分からない主張だ。また、「日韓友好のためには竹島領有権の主張を日本は控えよ」とも言っています。
 それに対して、本日、産経新聞が朝日の社説を批判しています。産経は「友好は大事だが、国家主権にかかわる領有権は、友好よりもはるかに大事な問題である。草の根交流のために、国の主権が損なわれるようなことがあってはならない」と書いています。
 私は産経新聞の主張が正論ではないかと思います。

 夕方から、今年4月、島根県内の大学を卒業して、海上自衛隊に入隊する学生と食事をしました。胸には私と同じ日の丸と拉致のブルーリボンを付け、「国を憂い、国を想う」気持ちを持った学生でした。
 学生から「島根県の浜田港を海上自衛隊の基地にしたらどうか」という発言を聞く中で、確かに日本海側の守りが京都の舞鶴だけでは手薄だなあと思いました。

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