竹島を島根県の一部とする県告示から100年を迎えたのに合わせ、島根県議会で23日、告示日の2月22日を「竹島の日」とする条例案が議員提案された。議場には朝から大勢の傍聴者が詰めかけ、83席すべてが埋め尽くされた。
竹島の日を定める条例案は以下の通り
(趣旨)
第1条 県民、市町村及び県が一体となって、竹島の領土権の早期確立
を目指した運動を推進し、竹島問題についての国民世論の啓発を図る
ため、竹島の日を定める。
(竹島の日)
第2条 竹島の日は、2月22日とする。
(県の責務)
第3条 県は、竹島の日の趣旨にふさわしい取り組みを推進するため、
必要な施策を講ずるよう努めるものとする。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
今回の「竹島の日」条例案提出に対して、島根県と姉妹提携している韓国・慶尚北道は全面的な交流中断を打ち出し、島根県に派遣中の職員の即時召還と、受け入れている島根県職員の出勤停止措置をとることを明らかにしています。(韓国政府も遺憾表明)
一方、日本政府は静観する姿勢を示し、細田博之官房長官(竹島を抱える島根1区選出)は「県民としては当然のことだと思う」と述べています。
細田長官も島根県選出国会議員として県民としては当然のことと思うのであれば、もう少し、言葉だけではなく、命をかけて竹島問題解決に取り組む姿勢があってもいいのではと思います。
竹島問題は拉致問題と同じく国家の主権に関わる問題です。日本は朝鮮半島の二つの国(北朝鮮と韓国)から、日本人の命(人権)が脅かされ、領土が半世紀にわたって不法占拠されています。
竹島問題は自分の家に他人が勝手に入ってきて、「ここは今日から私の家だから、あなたは出て行け」と言っていることと同じことを、韓国は日本に対して行っているのです。
あいにく、私は23日〜24日にかけて隠岐の島に渡り、民主党隠岐支部の総会に出席したため、県議会の傍聴はできませんでしたが、条例案が可決される3月16日の最終日には傍聴しようと思っています。
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