理想の教師像・循環型社会の実現を目指して (平成16年10月17日)

 産経新聞の島根県版に松江支局の記者・松本学氏の署名入り記事『面接に”正解”を求める教師』を読んだ。記事の内容を簡単に紹介すると、『島根県において教員採用試験の面接質問が公開されていないことを不服として、県教組が行っていた異議申し立てに対し、県情報公開審査会が、個別の質問内容については非公開を妥当とする判断を示した。「受験者が応答を事前に準備することで、面接がマニュアル化されるおそれがある」というのが理由。これに対し県教組は、答申後の会見で、「面接用の参考書を使ったりして受験生は必死に勉強している。どういう面接をしたかは明らかにすべきだ」と反発。記者が「一般企業では当たり前のことなのでは」と質問すると、「採用試験は、教員免許を持っている人が受ける試験。一般企業の採用とは違う」と、なんだかよくわからない答えが返ってきた。「教師の常識は世間の非常識としか思えないのだが・・・・。〜(略)〜想定問題集がなければ会話もできない人間が、はたして教壇に立つにふさわしいだろうか。そもそも、面接試験に”正解”などない。〜(略)〜県教組がそこまで要望するなら、いっそ県教委は面接でのやりとりをすべて公表してしまってはどうか。かりにそうしたところで、たいした受験の役には立つまい。試験とはいえ、生身の人間との会話に正解を求める者を、教育現場は必要としていないはずだ。』(昔、教員志望だった私は、松本記者と同じ意見です。)

 10時より、大田市で全国一般労働組合島根地方本部第28回定期大会に民主党島根県連を代表して、来賓として出席し挨拶を行いました。
 挨拶の中で、「小泉政権が誕生して、様々な改悪・地方切捨の改革が進行する中、私たち国民は、5兆円規模の増税(負担増)を強いられており、国民のための真の構造改革を実現するため政権交代が必要である」と訴えた。

 来賓挨拶終了後、松江に戻り、くにびきメッセで行われた松江青年会議所10月度第2回例会に出席しました。例会では今年度のエコキッズの活動報告と、「循環型社会の実現を目指して」をテーマに藤原一利氏(NPO法人コスモ銀河計画理事長)が講演をされ、その後、藤原氏を交えて柏原康則氏(島根環境大学村事務局長)、木村和夫氏(松江市環境保全部)とで対談が行われた。

 

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