自民党と民主党の超党派でつくる「日本の領土を守り行動する議員連盟」事務局長・松原仁衆議院議員を出雲空港に出迎えた。
今回の来県は「竹島問題」について島根県(地元)の取り組み状況を県側から聞き、また国に対する要望や意見等を聞くことを目的としています。
会談には県側からは濱田省司総務部長、矢内高太郎総務課長が同席。県議会からは竹島領土権確立議員連盟を代表して上代義郎、野津浩美両県議、県土・竹島を守る会からも副会長と事務局長が同席しました。(私は記録・カメラ担当で同席)
冒頭、松原事務局長から澄田知事に議員連盟会長・森岡正宏衆議院議員から預かった知事宛のメッセージが手渡された。それに対して澄田知事からの御礼の挨拶、つづいて濱田総務部長から島根県の「竹島問題」についての取り組み状況の説明が行われました。
会談の中で、松原事務局長は澄田知事に以下の2点を中心に質問・意見をされた。
(1)「来年は竹島が島根県に編入されて100年になる記念の年です。100年を記念して島根県として『竹島切手』を発行したらどうか」澄田知事も「いい考えではないか」と同調された。
(2)昭和29年以来、日本は竹島の領有権をめぐりオランダ・ハーグの国際司法裁判所に一度も提訴しておらず、来年の編入100年を記念して提訴すべきだ。
一方、澄田知事は「国に対して『竹島の日』の制定を働きかけていきたい。場合によっては島根県単独でも『竹島の日』を制定したい」と述べられた。それに対し、松原事務局長も「全面的に支援したい」と表明された。
また松原事務局長から国の竹島対策予算が年間260万しか計上されていないことが披露され、金額の少なさに出席者からは驚きの声が上がりました。
その他にも北方領土と同様に国による「竹島対策室」の設置、教科書や学習指導要領への「竹島問題」の明記の必要性についても意見交換がなされました。
最後に松原事務局長から「議員連盟としても全力で、今後、竹島問題の解決に向けてバックアップしていきたい」という心強い言葉をいただきました。
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