憲法改正論議に欠けてゐるもの・合宿3日目 (平成16年8月7日)

 国旗掲揚、国歌斉唱、ラジオ体操後、本日の朝の集ひの歌(和歌)
「いとほしや見るに涙もとどまらず親もなき子の母を尋ねる」(源実朝)を全員で声を出して朗読しました。
 
 午前中は「憲法改正論議に欠けてゐるもの」と題して小田村四郎先生(前拓殖大学総長・元行政管理庁事務次官・日本会議副会長)の講義が行われました。講義の中では日本国憲法の問題点。憲法の施行(遵守)を担保するものか何か。日本国憲法の成立経緯。日本国憲法無効論。を中心に講義がなされた。

 合宿は8月9日のお昼までですが、松江での予定があり、今日のお昼までの合宿参加となった。入れ替えで私の弟(知久)が本日のお昼から合宿教室の指揮班のスタッフとして参加します。(弟を大学時代、合宿教室に参加させて以来、弟も国民文化研究会の会員になっています)
 
 今回、合宿中に出会った大学生の一人が「韓国や中国は日本に対して日本は韓国、中国を侵略したと言うが、侵略したという前に、侵略されないような強い国を創らなかった韓国、中国にも責任があるはずだ。」という意見を聞いて、誤解を恐れずに言えば、当時の帝国主義時代の価値観に戻れば、一面においては正論だと思いました。
 また福岡の公立高校で英語の教師をしている社会人の参加者から「私は父親が自衛官でした。当時、父親が自衛官ということで担任の教師から学校で差別を受けたことが多々ありました。自分が教師になった今でも未だに自衛隊に偏見、差別意識を持った教師がいることに対して憤りを感じます。」という話を聞いた時、一部の教師の人権意識の低さを改めて痛感しました。
 
 安全運転で、休憩を取りながら松江に帰りました。

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