工場見学  (平成16年2月16日)
 朝からモノづくりの現場・地場の中小企業の現状を見るために岩田守弘JAM山陰書記長の運転で工場見学に出発した。
 松江市、東出雲町、平田市、出雲市と1日かけて鋳造、熱処理、メッキ塗装、機械加工などの工場を時間のある限り、見てまわった。
 伺った会社の多くが原材料高やコストダウンの問題に頭を抱えているという話を聞いた。
 各企業、アポイントを入れずに伺ったが、快く工場の中を案内し説明をしてくださった。同時に社長さんたちともお茶(コーヒー)飲みながら、話をすることができた。ある社長さんからは「濱口さんは防衛大学出身だけど、大学では自民党的思想の教育を受けてきたんではないんですか」という質問を受けた。
 それに対して、私は「今は自民党も民主党も関係ないです。民主党からも昨年11月の総選挙には私を含めて3人、防衛大・自衛隊組が立候補しました。日本の政党で思想があるのは唯一、共産党だけです」と答えた。

 家に帰ったら、日本青年会議所の月刊誌「We Believe 2月号」が届いていたので、斜め読みをした。
 その中で1月に開催された日本青年会議所京都会議で米谷啓和会頭が『会頭所信』として述べている『自衛のための軍事力保持は認めるよう憲法を改正し、自分の国は自分で守る当たり前の覚悟を持つ「タフな平和主義運動」が必要です。また自国の防衛のための選択的兵役義務、すなわち兵役・社会奉仕・国際貢献といった選択肢を持たせた、若者への「想国」の機会づくりを考えていかなければなりません』という発言には私も同じ思いを持った。
Copyright (C) 2004 KAZUHISA HAMAGUCHI. All Rights Reserved.