土光杯全日本学生弁論大会審査委員
(平成16年1月10日) |
毎年1月(今年は10日)に開催されるフジ・サンケイグループ行革キャンペーン実行委員会主催(協賛 東京財団 後援 日本航空)の第20回土光杯全日本学生弁論大会の審査委員、12日、13日の2日間にかけて開催される民主党の2004年度定期大会への出席のために出雲空港から朝1便の飛行機で上京した。
弁論大会の会場は大手町の東京サンケイビル(サンケイホール)で12時30分から始まった。審査委員は私(土光杯OB会代表)以外では
日下公人(東京財団会長)
木村治美(エッセイスト・共立女子大学名誉教授)
中原章朗(日本航空広報部次長)
船田宗男(フジテレビ役員待遇解説委員長)
佐藤隆彦(ニッポン放送報道部長)
宮田一雄(産経新聞編集局次長)の計7名で審査にあたった。
冒頭、主催者を代表して吉田信行(産経新聞社常務取締役論説委員長)の挨拶後、長谷川豊(フジテレビアナウンサー)の進行で弁論大会がスタートした。
今年の大会には全国から、今年のテーマ「私たちが描く新しい日本の姿・若い力の発揮」に沿った論文審査をパスした学生18人が弁士として登壇した。
弁論時間8分、質疑応答2分。採点基準は論旨70点、態度声調15点、質疑応答15点の100点満点(弁論時間超過の場合、5点刻みで減点)で行った。
学生の弁論後の質疑では私も弁士に対して、質問を数回行ったが、しっかりと、質問したことに対して、答える弁士もいれば、そうでない弁士との差を感じた。
私は土光杯弁論大会には第7回大会から関わっており、土光杯OB会の発足以来事務局長をしている。(因みに私は第9回大会で優秀賞・産経新聞社杯を受賞)
また、この弁論大会は日本で唯一、メディア主催で学生が天下・国家について、具体的なプランや政策を訴える大会でもある。
審査の結果は
最優秀賞・土光杯 福 和歌子(防衛大学校国際関係学科4年)
「ODAと外交戦略の正しい関係」
優秀賞・産経新聞社杯 武木田 雅大(東京大学法学部3年)
「文明の調停者」
優秀賞・フジテレビ杯 岡嶋 大城(中央大学商学部2年)
「国家的虚構からの脱却」
優秀賞・ニッポン放送杯 天白 達也(東京大学教養学部1年)
「列島解体論」
東京財団賞 唐沢 康暉(東京大学医学部6年)
「東大医学部での6年〜そこで見たもの」
以上、4名の入賞者の弁論原稿の要旨は16日付けの産経新聞に掲載され、日本航行から副賞として、土光杯にはヨーロッパ往復航空券、優秀賞3名にはアメリカ西海岸往復航空券、東京財団賞には東京財団から台湾研修旅行の目録が渡された。
会場には私の学生時代に大変お世話になった小島宣夫(元産経新聞社取締役副社長、現在・東北文化学園大学顧問・客員教授)や多くのOBも詰め掛け、大いに盛り上がった。
懇親会終了後、OBだけで夜の街に繰り出し、とことん人生、社会、政治、経済等々
お酒を飲みながら遅くまで議論を交わした。(翌日は二日酔い)
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